2020.04.10
<2019年産:青リンゴジュースの苦味について>
2匹のキツネが顔を覗かせているイラストの青リンゴブレンドが、2018年産から2019年産のジュースに入れ替わりました。飲んだ後味は柑橘を思わせるようなほのかな苦味を感じさせます。
2019年は完全に有機栽培基準に倣ったリンゴ作りにチャレンジした年で、余分な枝を除く作業の剪定や、結実した実を間引く摘果の仕方もより人的介入を少なくし、自然のままに成らせるという新たな栽培方法にも取り組みました。
1本のリンゴの木にはさまざまなコンディションのリンゴが実をつけます。
土壌からの養分や光合成で得られる養分が素直にリンゴに行き届き、充実・成熟できる実。反対に実を成らせる枝が細いため養分が行き渡りにくい実や病害虫にダメージを負ってしまった実など様々です。私たちは、その成った実全てがその年の、そのリンゴの木の個性と受け止めてジュースにしております。
2019年産のリンゴジュースは成熟したものだけでなく、未成熟のリンゴも一緒に絞りました。未成熟果には熟したリンゴの20倍ものポリフェノールが含まれているとも言われ、飲んだ後味は苦味を感じさせます。ご理解いただけると嬉しいです。
2020年の剪定も終わり、山形にも早い春がやってきました
例年より雪が少なく5月のGW頃にはリンゴの花が満開を迎えます。
最後に…
新型コロナウイルス関連報道がメディアの大半を占めるようになりました。
感染拡大は留まるところを知らず、世界的にも、国内、そして私たちの住む山形県においても厳しい状況が続いており、連日の新型コロナウイルス報道で、心落ち着かない日々となっております。どうか一刻も早い新型コロナウイルス感染症の終息とみなさまのご無事を願っています。
またいつか、元気で皆さんに会える日を楽しみにしております。
#stayhome
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